必ず誰かがリストを印刷してきます。20項目、きれいな書体、無料ダウンロード。消火栓、郵便受け、板塀、リス、赤いもの。出発して最初の200メートルで4つ消し、そのあと30分歩いて何ひとつ見つからない。残りの16項目が、あなたの住む場所とはまるで似ていない郊外向けに書かれていたからです。
問題は宝探しではありません。リストです。そして直し方は、リストの書き方をひとつ変えることに尽きます。この記事のほとんどはその話です。例のリストは下のほうにあり、ルールが腑に落ちてからのほうが役に立ちます。
モノではなくカテゴリーを探す
ダウンロードできる宝探しのほぼすべては、モノのリストです。赤い扉。窓辺の猫。教会。
モノのリストには2つの失敗の型があり、どちらもウォーキングを早く終わらせます。そのモノがその土地でありふれているなら、最初の1分で見つかって何の価値もありません。その土地に存在しないなら、午後じゅう歩いても一度も消せず、遊んでいるというより負けている気分になります。
モノをカテゴリーに置き換えると、両方の問題が消えます。
- 自分より古いもの
- 自分では選ばない色に塗られた扉
- 誰かが明らかに自分で直した修理跡
- 誰も植えていない場所に生えている植物
- 建物のどこかに書かれた、いちばん古い日付
- もう存在しない店の看板
- 昔は明らかに高価だったもの
これらはどれも、ほぼどの国の、ほぼどの通りにも存在しますし、どれも本当に見なければ見つかりません。それがすべての違いです。モノのリストは検索です。頭の中にすでにある形を探して視線を走らせるだけ。カテゴリーは判断であり、判断は顔を上げさせ、歩みを緩めさせ、目の前の通りをちゃんと考えさせます。
カテゴリーのリストが2回目の使用に耐えるのもこのためです。赤い扉は一度見つけたら、もう見つかっています。「自分より古いもの」は、これから行うすべてのウォーキングで違う答えになります。
5〜10分に1つ見つかるくらいを狙う
誰も書かない2つめのこと。宝探しには難易度の設定があり、その設定とは頻度です。
簡単すぎればゲームではなく、書類仕事つきの散歩です。8分でリストを消化し、本当にやりたかったウォーキングは起きません。難しすぎれば3項目目あたりで興味を失い、そちらのほうが悪いです。1時間外にいることが目的だったのですから。
多くの人にうまくいく頻度は、おおよそ5〜10分に1つです。45分のウォーキングなら20項目ではなく5〜8項目ということになります。短いリストは、書いているときは間違って見えて、歩いているときにちょうどよく感じられます。
外したときは、ウォーキングではなくリストのほうを調整してください。最初の100メートルで消せたものは、より難しい版に差し替えます。「自転車」は「1年は動いていないのが明らかな自転車」になります。
リストにルートを選ばせる
これが宝探しを、物珍しさからくり返す価値のあるものに変える部分です。
ダウンロードできるリストはどれも、あなたがいつもの一周を歩き、現れたものを消していくことを静かに前提にしています。逆にしてください。いつもの一周では満たせないリストを書くのです。そうすればリストは飾りではなく、指示書になります。
意識的にそうする方法を3つ。
- 自分の通りにないものを挙げる。 運河、20段以上の階段、4階建てを超える建物、行ったことのない場所を指す標識。こうなると、それがどこにあるかを調べて、行くしかありません。
- 距離の条件を足す。 「このうち3つ。ただし今週歩いた道から見える範囲にあるものは不可」。
- 曲がるルールを足す。 その先に何があるか本当に分からない交差点では、必ずそこへ入る。リストは口実で、実際にあなたを動かすのは曲がるルールのほうです。
うまくやれば、これを1時間やるだけで、何年も近くに住みながら一度も歩いたことのない道4〜5本に立つことになります。これは本来あり得ないほど安定して起こりますし、目的地のない散歩が機能する理由の大半でもあります。宝探しは、その当てのなさに得点表をつけているだけです。
どこでも使えるリスト
都市でも、郊外でも、村でも、そしてほとんどの国で機能するように書いています。15個全部ではなく、5〜8個を選んでください。
- 自分より古いもの
- 自分では選ばない色に塗られた扉
- 誰かが明らかに自分で直した修理跡
- 建物のどこかに書かれた、いちばん古い日付
- もう存在しない店の看板
- 誰も植えていない場所に生えている植物
- 明らかに違う時代の建物が2つ、くっついている場所
- 自分のイニシャルが入っているもの
- あることを知らなかった近道
- まだ乾いていないコンクリートに書かれた、誰かの名前
- 毎日そこから外を眺めたいと思う窓
- 違う色で直されているもの
- 見つけられるいちばん小さな前庭
- 写真に収まりきらない眺め
- 「これを決めたのは誰だろう」と思わせるもの
15番が伏兵です。世界中どの街でも20分に1つほどの確率で当たり、そしていちばん良い議論を生みます。
実際に住んでいる場所向けのリスト
密集した都市。 上を見てください。都市で面白いものはすべて頭より高い位置にあり、誰も見ていません。彫られた顔、年号の刻まれた石、れんがに描かれた古い広告、上3階が明らかに後から足された建物、もう誰もやっていない職業の名がついた通り、いまの中身には立派すぎる玄関。
郊外や小さな町。 素材は生活の場なので、モノではなく判断を探しましょう。通りでいちばん野心的な生け垣、説明のつかない庭の置物、完全に方向性が分かれた同じ形の家2軒、10年使われていないバスケットゴール、風景の一部と化した車、誰かが自作した郵便受け。
村や田舎道。 ものが少ないので、カテゴリーを広げ、距離を伸ばします。1900年より前の日付があるもの、見ていない動物の痕跡、何もなさそうな方向を指す道標、もう柵のない門、30分で到達できるいちばん高い地点、どんな形であれ流れている水。
子どもと一緒にやる
原則は同じで、カテゴリーはより小さく、リストはずっと短く。4項目で十分ですし、子どもの目線の高さで見つかるものにしてください。それは、あなたが見ている通りとは本当に別の通りです。親指より小さいもの、100より大きい数字、触ると音が鳴るもの、鳥ではない動物。
子どもがいると頻度はより重要になります。20分で4項目なら5歳児は歩き続けます。12項目なら、抱っこで帰る子どもができあがります。
競争にしたいときの得点
得点なしでも宝探しはちゃんと成立します。きちんとしたゲームにしたいなら、耐えうる形はこれらです。
- 難易度別の点数。 全員でリストを書いてから、出発前に各項目に1点、3点、5点を割り振ります。配点でもめるのが楽しさの半分で、しかも4分で終わります。
- ゴールではなく制限時間。 90分、同じカフェに集合、点数の高い人が勝ち。「最初に終えた人」よりずっと良い形式です。急ぐことではなく、土地を覆うことに報いるからです。
- 写真で証明、1項目1枚。 取り締まりのためではなく、2か月後にそのウォーキングを覚えている理由が写真だからです。
- 2チーム、1つのリスト、逆方向。 同じリストで、片方は時計回り、もう片方は反時計回り。真ん中で出会って、項目の半分を違う意味に解釈していたことに即座に気づきます。
- 横取りルール。 両チームが同じ項目に同じものを見つけたら、どちらも得点なし。全員を明白な答えから遠ざけます。まさに望ましい行動です。
競争版が気に入ったなら、この大半はそのままグループの歩数目標に移せます。同じ街にいない人たちとも機能する形式は歩数チャレンジのアイデアをご覧ください。
アプリが役立つところと、そうでないところ
これは私たちのブログなので率直に言います。Fogbreakerに宝探しモードはありません。 アプリ内に項目リストはなく、写真を撮って登録する仕組みもなく、赤い扉を見つけても点数は入りません。リストはメモアプリか封筒の裏に書いてください。それで長いあいだ十分に機能してきました。もし宝探しそのものをソフトウェアの中で、チーム採点や写真提出つきで動かしたいなら、それは別カテゴリーの製品で、GooseChaseやActionboundがきちんとやっています。
アプリが役に立つのは、ゲームのもう半分、つまり盤面のほうです。
Fogbreakerは街全体が霧の下に隠れた状態から始まり、実際に歩いた道に沿ってだけ霧を晴らします。だから後から地図を見れば、通ったルートが分かり、さらに有用なことに、まだ覆っていない土地がすべて分かります。これが、次の宝探しを決めるいちばん良い方法になります。地図を開き、歩いて行ける範囲でいちばん暗い一帯を見つけて、そこでしか終えられないようにリストを書く。
これが重なりについての正直な説明です。リストがあなたにものを見させ、地図がどこを見るかを決める。宝探し版ではなく一般的な場合が知りたいなら、街を歩いて探索するが同じ動きを未知の土地で扱っていますし、都市当てゲームはどこにも行かない日のための屋内版です。
まとめ
歩きながらの宝探しが失敗する理由は、ほぼ毎回ひとつです。リストが、他人の街に向けたモノのリストとして書かれているからです。
モノではなくカテゴリーを書き、5〜8個に抑え、いつものルートでは絶対に手に入らない項目を最低ひとつ入れてください。最後のひとつがすべての仕掛けです。それは、リストがあなたを行ったことのない場所へ連れて行かなければならないことを意味します。そしてそここそが、そのウォーキングを記憶に残るものにするはずだった部分です。
子ども連れの場合、宝探しは見た目以上の仕事をしています。目的地での成功の瞬間ひとつを、数分ごとの成功に置き換えているのです。それは不満をそらす手段ではなく、不満への本当の解決策です。
そして、雨どいが該当するかどうかで議論しに行ってください。いつもの一周がいつもの一周に感じられなくなる方法をもっと知りたいなら、歩くことを楽しくする15の方法が長いほうのリストです。
